こんにちは。アトリエKW 代表の 渡邉響子です。
ロックが大好き 渡邉が描いた、ロックスターの似顔絵(肖像画)を紹介するコーナーです。
今回のロックスター似顔絵は ジェフ・ベック です。

独特の世界観のあるギター
前回のエリック・クラプトン、そしてジミー・ペイジとならんで、世界三大ギタリストと称されるギタリストの一人ですよね。
その三大ギタリスト、それぞれが個性的で独特なのは言うまでもないんですが、とくにジェフ・ベックは3人の中でも独特。
インストロメンタル(歌がない音楽)の曲が多く、技巧的ですよね。
あるときからピックで弾くのをやめて、指と、トレモロアームを巧みに使って、より表現豊かな演奏を聴かせてくれます。
というわけで、今回の絵は、指弾きになってからのころの写真をもとに描きました。
この上腕二頭筋と三角筋を「これでもか!」と見せる衣装が多いですよね(^^;
眼光鋭いジェフ・ベックの特徴しっかりとらえられたと思います。
ジェフ・ベックの思い出
そんなこんなで、ジェフ・ベックについていろいろ書きましたが、正直、初めてジェフ・ベックのアルバムを聴いたとき、私の耳が若すぎたんでしょうね、なんかピンとこなかったんです(^^;
高校生のころ、レンタルCD屋さんで借りてきた 「Blow by Blow」
フュージョンというジャンルの始祖といっても過言でもない名盤中の名盤ですよ。
それなのに、高校生の私ったら「んーーーー・・・ よくわかんない」と一回聴いただけで、そのあと聴かなくなりました。
だって・・・そのころ Led Zeppelin に夢中だったんですもの。
ジミーペイジが以前に所属していたバンド、ヤードバーズに、もっと前に所属していた ジェフ・ベック。いったいどんなギタリストなんだろう?って聴いてみたくなってという流れだったんです。
なので、なんか期待してたのとちがうーーってなったんでしょうね。
その後時がたち、大人になってから、なぜだかまた Blow by Blow に触手が伸び、聴いてみたわけですが・・・
な!なんてすごい表現力!
特に、Cause We’ve Ended As Lovers の泣きのギターは心に突き刺さりますね。
きっと、大人になるまでにいろんな経験をして、感情の機微がわかるようになったからでしょうかねぇ。
ただ激しいだけの音楽よりも、含蓄がある音楽が好きになっていくんでしょうね。
その後、むさぼるように ジェフ・ベックのアルバムを聴きまくった日々でした。
ちなみに、ギターばかり弾いていた高校生の頃の私のエフェクターは RAT ひとつだけでした。
「これねぇ、ジェフ・ベックが使ってたやつだよ!良い歪みするよ!」と勧められるままに買ったものでした。
あれ?ジェフ・ベック、ピンときてなかったのに?
高校生なんて、そんなものなんでしょうね笑

※ この写真は、大人になってから趣味でギター演奏をバーでさせてもらってた時のエフェクターボードです。
BOSS 率高めだなぁ
渡邉おすすめのCD
Blow By Blow (邦題:ギター殺人者の凱旋)
歴史に残る名盤。その名にふさわしいアルバムです。全曲ギターインストロメンタル。
Cause We’ve Ended As Lovers は必聴です。
WIRED
Blow By Blow に続き発売された、こちらも歴史に残る名盤。
一曲目の Led Boots で心を撃ち抜かれます。
Emotion & Commotion
2010年にリリースされたアルバム。2曲目の Hammerhead は特に必聴ですよ
amazon で購入できますよ~