こんにちは。アトリエKW 代表の 渡邉響子です。
ロックが大好き 渡邉が描いた、ロックスターの似顔絵(肖像画)を紹介するコーナーです。
今回のロックスター似顔絵(肖像画)は ジミ・ヘンドリックス です。

数々のアーティストに影響を与えたギタリスト
洋楽をあまり聴かない方でも、名前だけは聞いたことあるという方も多いのではないでしょうか?
魂の叫びのようなギターフレーズ、そして音色。
真似しようと思ってもなかなか真似ができない、もう、「ジミ・ヘンドリックス」 という音楽のジャンルといってもいいくらいの独創的なギタリストです。
特に代表曲 パープル・ヘイズ はジミヘンの独創性を物語るに足りる、個性的なギターリフが炸裂するロックの名曲ですよね。
それに加えてギターを燃やしたり、歯でギターを弾くといったライブパフォーマンス。
それを最初にやった男、ジミ・ヘンドリックス。
世界に与えた衝撃は計り知れないです。
そしてビジュアル的に「おぉ?」と思わせるのが、左利きということなんですよね。
右利きのギタリストを見慣れている方にはビクッ!!ってなるインパクトだと思います。
今回、左利きのギタリスト、ジミヘンを描くにあたって、うまく描けるかなぁと不安がありました。
私も右利きのギタリストを見慣れていますので(^^;
私自身も右利きですし、描いてて頭混乱しないかなぁて思ったりも。
でもその心配は不要でした。描けるもんですね。
ジミヘンがライブ中よくする表情を、今にも動き出しそうな感じで絵に納める。そんな気持ちで描きました。
ジミヘンにまつわる思い出
私のジミヘンとの出会いは、高校生のころ。
所属してたバンドのリーダーから「ライブでジミヘンの曲したいから覚えて~」ということで初めて聴きました。
そのとき正直・・・なんか汚い弾き方やし、音もなんか汚い・・・って思ってしまいました。
ごめんなさいジミヘンファンの皆さん、高校生のたわごとと思って笑い飛ばしてください。
大人になった今では、この汚さというか、感情表現がいいんじゃないか!と、てか汚いとかいうな!ってなってますよ(笑)
それと、ギターのコードの中で、俗称「ジミヘンコード」っていうのがあります。
ジミヘンが多用したことから、そういう俗称がついてるんですが、明るいとも暗いともとれない上に、ショック!的なインパクトのある和音です。
これがまた初心者には難しすぎる。
ギターあるあるで、「ギター始めたけど、F(コード)で挫折した~」という話、よく耳にしますよね。
ジミヘンコードは、Fの上をいくめんどくささです。
私はギター初心者のころ、このジミヘンコードがなかなかできなくてめちゃくちゃ苦労しました。
練習して、練習して・・・やっとできたとき、うれしさのあまり「( ̄ー ̄)ニヤリ」ってなりました。
このコードの響きのせいでしょうね。ひゃっほーーー!と舞い上がるというよりも、ニヒルに「やってやったゼ」的な喜び方だったと思います(笑)